京大植物園に関するアンケート
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(西部)
- 上の子供が2才の時に西町に引っ越して来て、3人の子供がいます。あとの2人は、西町で生まれ、京大農学部と共に育ったと言ってもいいくらい、農学部の中を、買い物、遊び、散歩などで通り抜けたりも含めて、通らない日はないくらいでした(今年で23年)。植物園の中は入っては行けないと思って、何年も入ったことがなかったのが、子供達は、こっそり入ったことがあるらしく「すごいよ!」と言うことで、一緒に入ったのがきっかけでした。本当に貴重な存在だと思います。小さな植物園ですが、これ以上近くに建物も建てずに、大切に守って欲しいと、我家全員(5人)思っています。このアンケートで、初めて、こんな風になって来たことを知りました。23年の内、西町87番地に7年間で75番地に移ったので、最近の動きを全く知りませんでした。是非、植物園をこれからもずっと残して下さい!5人分の代表で書かせていただきましたが、5人ともほぼ同じように思っています。
- 昔は多くの虫や遊ぶ場所多くあった。実のなった木も多くあり小鳥もたくさん居た。トンボ、ホタル、セミ取りの思い出を思い出します。
- 貴重な植物は、今後も大切に育てていただきたい。
- 植物園が近くにあって嬉しいです。だけど、中はちょっと暗い気がします。子供でも気軽に入れる様な空間づくりをしていただければもっと良いかと思います。
- 年々、都市に緑がなくなり、環境の悪化が目に見えて進んでいます。自然の環境は、一度破壊してしまうと、復元は不可能に近く、金銭的、文化的にも多大なる損失になります。とくに京大植物園には、古木や、池などの自然遺産や、遺跡などの文化的遺産などが全く失われてしまうというのは市民にとっても多大なる損害となります。それらのものは、バランスのもとに成りたっていますので、一部をのこすといっても生態系自然環境のバランスはくずれてしまうと思われるからです。どうか、研究者として、目先のことにとらわれず、視野を遠く、広くもつことにより、いっそう学問的良識をもたれるよう希望します。市民も、協力できることがあればボランティアでやろうと思います。
- 私は子育ての時期に京大構内植物園等よく歩かせて貰いました。木にぶらさげてある名前を見て覚えたり、池がありましたね、蛙の鳴き声も色々、ウシ蛙のボーボー等。でも入るのはいつもサクのやぶれた所、内緒で入るのですから。竹の子の赤ちゃんとか子供達と話したらお守りをしていました。
- 季節を教えてくれますし、なによりも花や緑が、こんなに近くにあって、心がなごみます。朝早くは、いろんな小鳥の声が聞こえて来て、とっても、きれいな声で鳴いてくれます。どんな小鳥なのか、などと思ってしまいます。そんなふうな気持にさせてもらえるのも、植物園があるからだと思っています。いつでも入って良かったのでしょうか?あまり入ってはいけないと、ずっと思っていました。もし入っても良いのでしたら、近くですし、季節ごとや、朝の散歩などにも、入らせて頂きたいと思います。
- 樹々の緑が美しく、春には桜が咲くのを(外からでもよく見えるので)、楽しみにしています。
- 数十年前、幼児の頃よく散歩にいった記憶があります。その頃、森の不思議さや多様な植物に触れることができて今でもよく覚えています。近くにせっかく素晴らしい自然があるのですからもっと多くの人に知ってもらい、自然に触れあうことのできる場であってもらえたら、と思います。
- 部外者なので構内に入りにくいが、一度機会があったら植物園を見てみたい。
- 実は家を購入する際、横に大木等が有り静かな雰囲気が気に入り購入しました。当時は植物園とは知りませんでした。豊かな緑や小鳥のさえずりが聞こえる環境を是非残して戴きたいと思います。
- 小学1年の頃(4月頃)植物園の中にそのお友達の家があり遊びに行った時、ツクシが長くのびていたのを75年もすぎた今まざまざと想い出します。もう一度入って見たいと思います。
- 私の小学校時代はよく植物園に入れて頂きました(毎日のように)。当時は園内に建物もなく中央に池があり、東北側は樹木が多く茂って西側は緑一面の野原でよく遊びました。又夏期は昆虫類(蜻蛉、蝉)を取りました。今日では大変懐かしく思います。現状の植物園を残して頂くよう希望します。
- 西町西部は吉田山、京大植物園、疎水などがあり、町中なのに緑に囲まれた環境です。先日も植えた小さなさんしょの木にホタルがやってきて2日間、たのしませてくれました。緑の環境は人間にやすらぎと健康をもたらすものなので、私は、ずっと植物園を存続させてほしいと思います。
- 植物園に入った事がないのでこれから考えます(参加してみて)。
(東部)
- 植物や、鳥など(自宅にもよく来ます)の声がきこえ、自然を楽しんでいます。道路に樹の枝が大きく垂れ下がってくるのは迷惑です。
- それが植物園であるということは知りませんでしたが、多くの大学がコンクリートで合理的に整備されていく中で、自然の植物が生い繁るキャンパスはとても気持ちのよい感じをうけていました。近隣の住民の迷惑にならないよう枝打ちや間引きなどは必要だとは思いますが、できる限り現在のままで残されるのがよいと思います。
- 植物園があるのは自然に触れられて良いが、もっと定期的な手入れや伐採などをして、近辺の住宅に迷惑にならない様にしてほしい。直接、迷惑や被害にならぬ方は伐採には反対されるが、こう言った(害虫や活断層がある)事を伐採反対者に納得させるべきだ。京大の空家に官舎があるが、その庭の手入れはここ数年されておらず、日があたらない。また放火されないか心配である。
- 昔のことなので、勝っ手に入っていたのか、門が開いていたので入っていたのか、良くおぼえていませんが、なんとなくワクワクしていたと思います。最近こちら方面に元ってきて、農学部、理学部共に、なつかしい反面、明るくなった、風通しが良くなった…といえば良いのでしょうか、自然らしさが少なくなってしまっている気がいたしました。植物園はそのまま残すものだと思います、学問の為にも。
- 隣接していて、いつも緑が見られて素晴らしいです。ただ春・秋、15cm位のムカデが家の中に入ってきて防虫剤を散布しても効果ありません(一年で7・8匹以上)。京大の頭脳で家のコンセントに差し込んだらムカデのイヤがる周波を出し、家の中に入り込まないそういう器具を作ってほしいです。ムカデが居るという事は自然があるという事ですが家の中に入ってくるので困っています(特に植物園に接している家全部)。
- 先づ、今回のアンケートによる大学側の植物園近辺住民への配慮として高く評価致します。過日(5/27)の観察会に初めて参加させて戴き、近く遠いものと思っていた植物園に、より親近感をもつことが出来、嬉しく思います。更にその際、種々説明していただいた研究者の真摯な態度に感銘を深くしました。都市の中の自然、鳥類の囀等、心和む存在として、また秋でも観察会に参加させて戴きたいと思っております。その節にはよろしくお願いします。
- 適当な時期の手入れと保存を希望します。庭園ではないので過度の手入れは不必要ですが、やはり手入れは必要と思われます。次回説明会、見学会の折には町内会へのお誘いを町内会回覧板で回して頂けたらうれしいなぁ。
- 10月下旬から3月下旬まで落ち葉が屋根に落ちトユが詰まって困っている。夏にはツルが伸びアリがツルを伝って車に入り困る。手入れをこまめにしてほしい。
- 子供の頃はよく植物園に出入りしました。自然との関わりが、非常に大きかったです。ザリガニとか、いろいろな生物もおり、自然科学への興味も高まったと思います。最近、理科ばなれが多い中、もっともっと、自由に見学できる環境をつくっていただければよいのではないでしょうか。
- 植物園の秋の落葉の処理は昔から周囲の民家を悩ませていますし、最近ではカラスが園内に巣を作っているので住宅地の中を我が物顔にとび回ったり、ゴミ袋をつついて被害が少なくありません。このように迷惑な点もありますが、一方で植物園は動態植物園としての教育・研究の場であるだけではなく住民に憩いと静けさをもたらしてくれます。京都の中でも大変貴重な場所です。都会と自然の共生のシンボル的な場としてぜひこのまま残して欲しいと思いますし。また共生の場として具体的な先駆的試みの舞台にもなりうると思います。そのためには住民と意見交換の必要があるでしょう。周辺住民の関心が高くなってきている理由の一つに植物園の中を走っていると言われている花折断層のことがあります。大学から専門的な情報を提供していただければ[どこを走っているのか、地震が起きたら周囲への影響はどうかetc]住民とのコンタクトの何よりのきっかけになると思います。
- 山々とそすい、そして京大→吉田山へと野鳥の種るいがふえているようです。植物園の存在は大切に思っています。しかし、隣接している家々からの声もあると思うので、時々手入れして下さい。蚊、むかで、ひる等で子供たちが困るとも聞いていますが、農薬は使わないで下さい。