現在の価格状況 |
コメの不作懸念で、品薄感のある新潟コシヒカリ・秋田あきたこまち・宮城ひとめぼれなど一部の |
有名な銘柄米に需要が集中して値上がりが懸念されます。 |
すでに、自主流通米の入札では徳島、宮崎県産の新米コシヒカリが前年同期比30〜50%高、 |
もっとも身近な滋賀産コシヒカリが約40%高となり、これから本格化する新米の入札が過熱する |
のは必至とみられます。 |
1月27日現在、新潟県魚沼産コシヒカリは前年比57・8%高で、上場以来の最高値を付けた。 |
6月現在、価格は1月をピークに落ち着きを取り戻しつつあるが、それでもまだ前年同期比 |
10〜20%高(10kgにつき500〜1000円程度高)にとどまっている。 |
〔参考資料〕 最高値時の入札価格表(主に農協から卸業者へ売却される玄米の価格です) |
平成15年
第9回入札価格一覧表 (平成16年1月27日実施) |
平成14年
第9回入札価格一覧表 (比較参照に昨年同時期の価格です) |
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ブレンド米の販売 |
農水省は「備蓄米などを取り崩せば供給不足になることはない」としており、銘柄米を単体で販売 |
するだけでなく、備蓄米や他の銘柄米と混ぜ合わせる「ブレンド米」も販売するよう要請した。 |
前回のお米パニックの際、外国産米とのブレンド米が大不評でしたが、今回は、備蓄米(古々米) |
とのブレンド米などが増えそうです。 |